
職場での日々の業務。できることなら、自分の得意分野で力を発揮したい。けれど、現実はなぜか「苦手なこと」ばかり任される。そんな経験、ありませんか?
私はまさに今、その真っ只中にいます。
たとえば、人前で話すのがとにかく苦手なのに、会議の司会やプレゼンをやらされる。細かい数字に弱いのに、ミスの許されないデータ入力や報告書のチェックを押しつけられる。「〇〇さんなら、ちゃんとやってくれそうだから」なんて言われながら。
でも本当は、心の中で「どうして私なの?」と叫んでいます。
■わざとなのか?偶然なのか?
もちろん、全てが「わざと」だとは言い切れません。でも、不思議なことに、得意なことは誰かに取られ、苦手なことばかりがこちらに回ってくる。そのたびに、「試されてるのかな?」「嫌がらせかな?」と感じてしまいます。
特に、苦手だと伝えているのに同じ仕事を何度も振られると、「これは偶然じゃない」と思ってしまうのです。
■なぜ苦手なことばかりやらされるのか?
これは、いくつかの理由が考えられます。
- できる人が他にいないから
→でも、それを理由にされると納得できない。 - 上司が試しているつもり
→成長の機会と言われても、こちらには余裕がない。 - 嫌われている、または軽く見られている
→そうだとしたら、これは立派なパワハラの一種です。
■どうすればいいのか?
正直、解決策は簡単ではありません。けれど、私が心がけているのは次の3つです。
- 「苦手です」と明確に伝える勇気を持つ
何度も伝えないと伝わらないこともあります。 - 同僚に相談する、状況を共有する
一人で抱えるとますますつらくなります。 - できる範囲で“苦手”を克服してみる
ほんの少しでも「できた」と感じることが、自信につながることもあります。
■まとめ:逃げではなく「自分を守る」ために
苦手なことばかりやらされる環境は、心をすり減らします。逃げたいと思うのは自然な感情です。けれど、それは「逃げ」ではなく「自分を守る選択」でもあるのです。
どうか、同じように悩んでいる誰かの心が、少しでも軽くなりますように。そして私自身も、無理せず、自分らしく働ける場所を探していきたいと思います。

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