うつ病で休職することになった——。
これは決して「負け」ではありません。
今まで無理してきた心と体が「もう休ませて」と訴えているサインです。
休職は後退ではなく、回復に向かうための大事なステップです。
この記事では、私自身の経験や医師・専門家が勧める方法を参考にしながら、
休職中をどう過ごせばいいのかをまとめました。
■ 休職が始まった最初の1〜2週間は「とにかく休む」
休職に入った直後は、仕事のこと、今後の生活、お金、復職や退職……
さまざまな不安が押し寄せてきます。
でもまずは、何もできなくて当たり前です。
- 朝起きられなくてもいい
- 何も考えられなくてもいい
- 好きなことができなくてもいい
- ずっと横になっていてもいい
脳が疲れ切っている状態なので、まずは“脳の休養”を優先します。
■ 不安や焦りが出てくる時期は「できることだけ、ゆっくり」
少し落ち着いてくると、「このままでいいのか」「早く良くならなきゃ」と焦りが出ます。
この時期は、回復の途中で誰もが通る道です。
焦りは自然な感情ですが、無理に行動すると悪化します。
次のような「負担の少ないこと」から始めるのがポイントです。
- 散歩(5分でもOK)
- 朝日を浴びる
- コンビニまで歩く
- 軽くストレッチ
- 日記に一行だけ書く
「できた」という小さな積み重ねが、後の大きな力になります。
■ スマホやSNSは距離を置く
うつ病になると、SNSの情報が心を乱しやすくなります。
- 他人の生活と比べて落ち込む
- ネガティブな投稿を見て不安になる
- 仕事仲間からの情報で気持ちが揺れる
できれば 通知を切る、アプリを一時的に削除するなど、
情報から距離を置くことをおすすめします。
■ 「安全な人間関係」とだけつながる
心が弱っている時は、他人の一言が重くのしかかります。
- 追い詰めるタイプの上司
- 自分の話を聞かず否定してくる人
- 「甘えてるだけ」と言う人
こういう人とは距離を取って大丈夫です。
あなたを責める権利は誰にもありません。
安心できる人、一緒にいて疲れない人とだけ関わりましょう。
■ 症状が落ち着いてきたら「今後の働き方」をゆっくり考える
休職中盤〜後半になると、少しずつ将来のことを考えられるようになります。
- もう今の仕事には戻りたくない
- 職場が怖い
- 配置転換したい
- このまま退職したい
こうした思いが出てくるのは自然なことです。
ポイントは、今すぐ結論を出さなくていいということ。
心が安定してから、医師・家族・信頼できる人と話し合って決めれば十分です。
■ 「休む罪悪感」はいりません
休職すると、どうしても罪悪感が出てきます。
- みんな働いてるのに自分だけ休んでいいのか
- 職場に迷惑をかけているのでは
- サボっていると思われてないか
でも、うつ病は風邪よりも治るのに時間がかかる「病気」です。
治療しないまま頑張り続けたほうが、周りにもっと迷惑をかけることになります。
だからこそ、今はしっかり休むことがあなたの仕事です。
■ 休職期間は「回復するための時間」
休職は、ただの休みではありません。
- 心の回復
- 生活リズムの回復
- 自信の回復
- 未来を考える時間
これらを取り戻すための、大切な治療期間です。
無理せず、自分を責めず、ゆっくりと。
あなたのペースで過ごして大丈夫です。



コメント