職場でこんな班長、いませんか？
「今日の作業は〇〇。あとは自分で考えて動いて」
一見すると、部下の自主性を大事にしているように聞こえます。
でも実際には、現場が混乱するだけなんですよね。
■担当を決めないと起こること
「誰がどこをやるのか」「何を優先するのか」が決まっていないと、次のようなことが起こります。
- 同じ作業を複数人がやってしまう
- 誰もやらずに放置される仕事が出る
- 責任の所在があいまいになる
- 経験の浅い人が動けず戸惑う
- 結果的に、現場の雰囲気がギスギスする
これでは、仕事がスムーズに回るはずがありません。
■「任せる」と「放り投げる」は違う
良い班長は、メンバーを信頼して任せます。
でもその前に、ちゃんと土台を作るんです。
- その日の目標をはっきり示す
- それぞれの得意分野を考えて担当を決める
- 全員が自分の役割を理解して動けるようにする
ここまでやって初めて「任せる」と言える。
逆に、「自分で考えて動け」とだけ言って何も決めないのは、放り投げているだけです。
責任を取らず、部下に丸投げしている状態です。
■まとめ
「自分で考えて動け」は、良い言葉です。
ただし、それを言う人が方向を示していないと、ただの無責任になってしまいます。
現場をまとめる立場なら、まずは
誰が・何を・どこまでやるかを決めて伝える。
それが、班長としての最低限の役割だと思います。
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