先日、職場の同僚と激しく言い合いになる夢を見た。
目が覚めたあとも、胸の奥がざわざわしていて、なんとも言えない気分が残った。
「なぜこんな夢を見たのだろう?」
そう思い、少し考えてみることにした。
夢は「予知」ではなく「心の状態」を映すもの
まず大前提として、
喧嘩する夢は「現実で本当にトラブルが起きる」という予知夢であることはほとんどない。
多くの場合、夢は
今の心の状態を映し出す鏡のようなものだと言われている。
つまり、この夢は
「誰かと喧嘩したい」という気持ちよりも、
心の中に溜まった何かを表している可能性が高い。
言いたいことを我慢していないだろうか
職場の同僚と喧嘩する夢を見たとき、
まず考えたいのは「我慢」だ。
- 本当は納得していないこと
- 嫌だと思っているのに口に出せないこと
- 波風を立てたくなくて飲み込んだ気持ち
こうした感情は、消えたわけではなく、
ただ行き場を失っているだけかもしれない。
現実では抑え込んだ感情が、
夢の中で喧嘩という形になって表に出てくることは珍しくない。
人間関係への疲れや恐怖
喧嘩の夢は、
「人と関わること自体に疲れているサイン」
であることも多い。
- また傷つくのではないか
- 何か言われるのではないか
- 間違えたら責められるのではないか
そんな無意識の警戒心が強くなると、
夢の中では衝突という形で現れる。
実際には喧嘩したいわけではなく、
むしろこれ以上消耗したくないという心の防衛反応なのだと思う。
同僚は「自分自身」を象徴している場合もある
夢に出てくる同僚は、
必ずしもその人本人を意味しているとは限らない。
- 仕事を頑張らなければならない自分
- 社会人としての役割
- 「ちゃんとしなきゃ」という思い
そうした自分の一部と、
「もう無理をしたくない自分」がぶつかっている。
喧嘩の夢は、
自分自身の中の葛藤を見せてくれている場合もある。
この夢は心からの警告かもしれない
喧嘩する夢は決して気持ちのいいものではない。
でもそれは、
心が壊れる前に出してくれた警告サインとも言える。
- ストレスがかなり溜まっている
- 気を張り続けている
- 安心して感情を出せる場所がない
そんな状態が続いていないだろうか。
無理に解決しようとしなくていい
この夢を見たからといって、
誰かと話し合わなければならないわけでも、
自分を変えなければならないわけでもない。
大切なのは、
「自分は今、かなり疲れているんだな」
と気づいてあげること。
距離を取る。
考えない時間を作る。
何もしない日を許す。
それだけでも、心は少しずつ落ち着いていく。
おわりに
職場の同僚と喧嘩する夢は、
あなたが悪い人間だから見る夢ではない。
むしろ、
真面目に、必死にやってきた人ほど見る夢なのかもしれない。
今は「うまくやる」よりも、
「これ以上傷つかない」ことを優先していい。
夢は、あなたを責めているのではなく、
静かに休むよう教えてくれているのだと思う。



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