人間関係は、人生の質を大きく左右します。
たとえ自分がどれだけ努力しても、「近くにどんな人がいるか」で心の状態も、仕事の調子も、大きく変わってしまいます。
今日は、僕自身の経験やこれまで見てきた職場での出来事を踏まえて、
「近くにいると人生が悪くなる人」について書いてみます。
① 相手を否定することしか言わない人
何か提案しても、相談しても、返ってくるのは否定の言葉ばかり。
- 「そんなの無理だ」
- 「考えてないからできないんだ」
- 「お前はいつも間違ってる」
こういう言葉は、聞けば聞くほど心が削られます。
最初は気にしないようにしていても、いつの間にか自分を責めるようになってしまいます。
否定ばかりの人の近くにいると、自信が奪われていきます。
② 人を支配しようとする人
自分が正しいと思い込んでいて、相手に考える隙を与えないタイプ。
- 「常に俺が正しい」
- 「反論させない雰囲気を出す」
- 「ミスを見つけたら責め立てる」
こういう人のそばにいると、
自分の考えが封じられ、言いたいことが言えず、常に緊張状態になります。
長く一緒にいるほど、心身が疲れ果てていきます。
③ 他人の失敗を待っている人
ミスをしたときだけ近寄ってきて、責めるために言葉を投げてくる。
成功しても褒めないのに、失敗だけは逃さない。
- 「わざと知らせない」
- 「後で怒るために情報を隠す」
- 「困る姿を見るのが好き」
こういう人は、相手の成長を願うのではなく、
相手が落ちたときだけ満足するという性質があります。
近くにいると、恐怖と不信感がずっと残ります。
④ 感情の起伏で支配してくる人
今日は優しいかと思えば、次の日は怒鳴る。
その日の機嫌で態度がコロコロ変わる。
こういう人の近くにいると、知らないうちに
- 相手の顔色を常にうかがう
- 自分の気持ちが押しつぶされる
- 心が安定しなくなる
結果、自分の人生そのものが相手に振り回されてしまいます。
⑤ 相手の気持ちを想像できない人
人の気持ちがわからない、または理解する気がないタイプ。
- 傷つけても謝らない
- 言い方が強くても気づかない
- 自分の都合だけで人を動かす
こういう人のそばにいると、
気づかぬうちに 「自分だけが負担を背負う」 状態になりやすいです。
あなたの人生を悪くする人から離れていい
もし今のあなたの周りに、こういう人がいるなら、
それはあなたが弱いからでも、能力が低いからでもありません。
その人が、あなたの人生の質を奪っているだけです。
一番大事なのは、
「距離を取っていい」
と自分に許可を出すことです。
心が壊れてから逃げても遅い。
不調になる前に、少しずつでも離れていくことが大切です。
最後に:あなたの人生は、あなたが守っていい
人間関係を変えるのは勇気が必要です。
でも、人は環境で変わります。
- 優しい人のそばにいると心が落ち着く
- 理解してくれる人がいると自分を取り戻せる
- 居心地のいい場所は少しずつ人生を良くする
あなたの人生は、あなたが守っていい。
心を削ってまで誰かのそばにいる必要はありません。

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