他人のミスを上長に報告する人が嫌い

その他

正直に言います。「他人のミスをすぐ上長に報告する人」が、どうしても好きになれません。
もちろん、業務に重大な支障が出るようなケースでは、報告や共有は必要です。でも、ちょっとしたミスや、本人に伝えればすぐに済むようなことを、まるで「点数稼ぎ」のように報告する人っていませんか?

なぜ直接本人に言わないのか?

たとえば、書類の形式が少し違ったとか、メールの宛先を間違えたとか、些細なミス。
「〇〇さん、ここちょっと間違ってましたよ」と一言伝えれば済む話なのに、わざわざ上司に「〇〇さんがまた間違ってました」と言う。
本人が気づいてないならまだしも、すでに気づいて修正済みのことまで告げ口する人すらいます。

こういう行動を見るたび、「これは報告じゃなくて“密告”だな」と思います。

「正義感」ではなく「保身」や「出世欲」

もちろん、報告する側にも言い分はあるでしょう。
「放っておいて問題が大きくなったら、自分も責任を問われるかもしれない」
「職場のミスを減らしたいという思いからやっている」
…でも、本当にそうでしょうか?

多くの場合、その裏にあるのは

  • 「自分はちゃんとしてるアピール」
  • 「あの人はまたミスしましたよアピール」
  • 「上司への印象操作」

こうした“出世ゲーム”に巻き込まれると、正直、職場の雰囲気は悪くなります。

人は誰だってミスをする

そもそも、ミスをしない人なんていません。
だからこそ、「指摘はそっと」「助け合いながら」が理想のはず。
それを、鬼の首を取ったように報告して、周囲の評価を下げようとする姿勢には、どうしても嫌悪感を抱いてしまいます。

ミスの本質より「人間関係の空気」を壊している

このタイプの人が怖いのは、職場全体の空気をピリピリさせることです。
「何かあったらすぐ上司に言われるかもしれない」と、誰もが疑心暗鬼になり、余計にミスを隠したり、萎縮したりする。
結果として、職場はギスギスし、生産性は下がります。

最後に

他人のミスを報告する前に、「それって本当に上司に言う必要あるのか?」と、自分に問い直してほしい。
もしあなたが、「ただの親切心で言っている」と思っているなら、それが相手にどう伝わっているのか、立ち止まって考えてみてください。

できれば、もっと「支え合える職場」「言いやすい雰囲気」「助け合う人間関係」を目指したい。
小さなミスで足を引っ張り合うのではなく、小さな気配りで支え合える、そんな空気の中で仕事がしたいと思っています。

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