
■ 些細なミスで怒られる → 自信を失う → 次もまたミスする
仕事をしていれば、誰だってミスはします。
でも、問題はそのあと。
上司や先輩からきつく叱られると、「また怒られたらどうしよう」と怖くなってしまいませんか?
そして、その緊張や不安からまたミスをしてしまい、さらに怒られる……。
まるで、負のループ。
私も新人の頃、何度もこのループにハマりました。
「自分は仕事ができないんじゃないか」「向いてないのかもしれない」そんなふうに思ってしまうと、どんどん萎縮して、何も言えなくなってしまうんですよね。
■ 怒られる=人格を否定されているわけじゃない
でもあるとき、先輩にこう言われました。
「怒ってるのは、あなたの“行動”に対してであって、“あなた自身”に怒ってるわけじゃないよ」
これを聞いたとき、少し気持ちがラクになったのを覚えています。
確かに、ミスは改善する必要がある。
でも、それは自分がダメ人間だという意味ではない。
そのことを、冷静に区別できるようになってからは、少しずつ萎縮せずに話ができるようになっていきました。
■ 萎縮しないための小さな工夫
とはいえ、すぐに変われるわけではありません。
そこで私が実際にやってみて、効果があったことをいくつか紹介します。
- メモを取る習慣をつける
→ 同じミスを防ぐ第一歩。 - 怒られた内容を「反省ノート」に書き出す
→ 自分なりに冷静に振り返ることで、次への不安が少し減る。 - 「怒られた=成長のチャンス」と言い聞かせる
→ 最初は気休めでも、続けていると前向きな捉え方ができるようになる。
■ ミスしてもいい。ただ、「どうするか」が大事
私たちはロボットではありません。
完璧に仕事をこなすなんて無理だし、時には怒られることもある。
でも、大事なのはミスのあと。
自分を責めすぎず、「次はどうするか?」に目を向けること。
それだけで、少しずつ前に進めると思います。
■ 最後に:怒られても、自分の価値は変わらない
怒られて萎縮するのは、まじめで責任感がある人ほど多いです。
だからこそ、自分を守る方法も、少しずつ身につけていってください。
あなたの価値は、ミスひとつでは決まりません。
堂々と、でも無理せず、明日も一歩だけ前に進んでいきましょう。
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